黒髪記号・電脳研究室

「二次元世界における黒髪は記号的意味がある」という理念をもとにした黒髪記号論および、ゲームやアニメといったサブカルチャーの研究をしています。

黒髪記号論2『黒髪と色彩言語色』

批評空間のタグにある「黒髪」というように、どうして黒髪は黒髪という1つの勢力、ジャンルとして区別されやすいのかについて適当に考えてみる。

原因の1つに日本の基本色彩語が関係してくると思う。
基本色彩語っていうのは詳しくはWikipediaでもみてもらえばいいんだけど、簡単に説明すると「その国の日常生活を表現できる最低限の色のセット」みたいなもんだと思ってくれればいいです。
日本の基本色彩語は黒・白・赤・緑・青・黄・茶・紫・橙・桃・灰の11色。
つまり日本人の完成によると「(これら11色)+っぽい」で全ての色のニュアンスが伝わるってことですね。

この11色の中でも黒って一番ブレが少ないと思うんですよね。
HSVとかLab値とかをいじっているとわかるんですけど、黒って結構特殊な値で、他のパラメーターをいじっても黒であり続ける場合があるんですよね。HSVのHとかSとか。色彩学はそんなに詳しくないのでアレなんですが、その不動さ=ブレの小ささっていうのがあると思うんです。
さらに、ブレた場合でも茶色とか灰色とかが基本色彩語に入っているので、そっちに認識されてしまい黒では無くなってしまいます。

基本色彩語色に黄緑とか水色とかが入っていれば緑髪とか青髪がより固定された概念として成長していたかもしれません。
多分ほとんどの人がこういう色こういう色があった場合両方を「緑髪」として表現すると思いますが、これが二次元キャラクターの髪色だった場合、キャラクター性が統一できないぐらいには色としてズレてると思うんですよね。

だからといってあまり黄緑髪キャラなんて単語聞かないですし。
やっぱり黒髪という言葉は髪色の中でも特別なんじゃないかなーと思います。

時間がないのでうんこみたいな考察でアドベントカレンダーを達成していきます。ごめんなさい。
でも積み重ねが大切なんや。

黒髪を求めて6『半分の月がのぼる空 秋庭里香』

半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)
橋本 紡
アスキー・メディアワークス
2003-10





ライトノベルから黒髪を紹介していなかったので、里香ちゃんを紹介しておこう。もう12年前の作品なのですね。
もはやライトノベルでは古参ですね。

このころのライトノベルはまだ激しい萌えなどを意識したピンク色があまりなかった時代、落ち着いていた時代です。

ヒロインの秋庭里香は幼少期から心臓病に犯され病院生活。虚弱な身体でありながら言動や行動はやや粗暴なところがあります。しかし、そんな彼女も偶然入院してきた主人公との出会いで次第に変化していきます。
この作品のいいところとして無駄にエロに媚びないという点、そして綺麗事ばかりではないという点です。切ないところは切ないし、どうしようもないシーンとかもあります。主人公もライトノベルやエロゲにありがちな完全超人ってわけではないので、時に精神的に苦しんでしまうところも良いです。

また、主人公とヒロインが交流していく中でまわりの人間関係が変わっていくところも見どころです。決してモブがただのモブで終わることはありません。

文庫化、アニメ化、映画化……と様々なメディアになっている本作ですが、やはり作品の完成度としてはとても高いです。

全8巻(本編6巻+短編2巻)でけっこうすぐに読めるのも魅力。
読み終わったらなんともいえない気持ちになります。

やっぱり入院ぐらしの病弱少女となると黒髪になりますよねぇ。本編を読んでいく中で里香がどうして粗暴な性格なのかというのも少しずつわかってきますし、里香のそんな態度も変化していきます。

是非とも読んで欲しいですね。

7日目おわり。適当だけど勘弁を。

☆キャラプロフィール
秋庭里香(あきばりか)
特徴:病弱少女だが、幸が薄そうな雰囲気ではなく、ワガママで強気。この態度が主人公との関わりの中でどのように変化していくのは実際に読んで確かめてください。

黒髪を求めて5『黄昏乙女×アムネジア 庚夕子』


あまりの辛さにPSNに課金しちゃったよ5000円。 今日紹介するのは漫画黄昏乙女×アムネジアから庚夕子さんだ。夕子"さん"な。

 本作品は霊感の強い主人公が大昔に学校で死んだ女生徒の夕子さんと出会い、いちゃちゃしつつも死の真相を探っていくという幽霊モノだ。

しかし、幽霊っていうとだいたい黒髪ロングですよね。何故でしょう。
おそらく黒という色のイメージが一般的に冷たい・暗いなどマイナスであるがゆえに幽霊=死=黒が似合うんでしょうね。

さて、夕子さんの魅力はなんといっても年上お姉さん属性だ。
自分に好意を寄せかつ自分を認知できる数少ない存在である主人公にアダルティ(といっても死亡時は中学生だが)なアタックをしていく。色魔幽霊だ。とにかくエロイ、そしてバブみがある。
とはいえ、死の真相が明らかになっていくことに対する恐怖や不安などを感じるシーンもあり、完全なロリババアではないところも可愛さの1つだ。

幽霊モノとはいえ本編の7割はしょーもない怪談にもなりそこねた茶番を夕子さんといちゃつきながら楽しむものなので決してホラーではない。人外やホラーが苦手な方にもオススメできる1品だ。

眠いからもう終わろう。どうせ誰もみてない。

☆キャラプロフィール
名前:庚夕子(かのえゆうこ)
B/W/H:88/65/89
身長:168.0cm 体重:56.2kg

特徴:ちなみに幽霊なのに重さがある。本編中に主人公が潰されるシーンがいくつか。この手の二次元キャラにしては体重設定がリアルな気がする。確かに長身であれだけ巨乳であれば56kgも頷ける。ただ、中学生にしては成長し過ぎなきがするんだよなぁ。エロい・可愛い・か弱いが三拍子揃った黒髪ロング。人外好きならはまること間違いなし!ストーリーが微妙?うるせぇ、夕子さんが可愛ければそれでいいんだよ!そんな漫画だと思う。
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